3. 昼飯を食ったらプカロンガンへ
  昼飯を食ったらプカロンガンへ。150キロ、3時間の旅。ジャワ北海岸の動脈で幅をきかしているのは路線バス。鉄道は本数が少ないので、人々はたいていバスで移動する。運賃も安く、ジャカルタと地方をくまなく結んでいる。飛ばしまくるバスは、貨物を満載した限りなく遅いトラックの群れを警笛とともに次々と追い越していく。遠くは、バリ、デンパサール行き1,000キロ、ヌサトウンガラ諸島へフェリーを乗り継いでいくバスもある。
少し前、デンパサールからスラバヤまで夜行バスに乗ったことがあるが(これは400キロくらい)、それでもけっこうきつかった。でも現地の人はあまりこたえた風もなく、そんなことは普通らしい。

さて、プカロンガンはバティックの町。北岸系バティックの中心地として、ブケット模様=花束模様に代表される華麗なバティックが、19世紀より盛んにつくられている。北岸系のバティックに大きな影響を与えたオランダ系の工房は今はないが、中国系、地元の工房が伝統を受け継ぎ、アラブ系の工房も独特のバティックをつくっている。
トバル工房など100人を超える大きな工房から、小規模な家族経営による工房まで、規模はさまざまだが、数は多い。が、安いプリントバティック生産が主流となりつつあるため、手仕事系の手描きバティックの将来には不安が残る。

 
ティックを買いに行く(2) インドラマユ&ブロンガン篇

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