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M工房のシルクバティックは、インドネシア産シルクや中国産シルクが多く、シルク素材そのものに地模様が入っているとか、手織りであるとかによって価格の違いはあるようだが、どの製品もレベルは高い。
資本があり、いい職人を自前で、あるいは周辺にかかえるなどの生産システムができているからか。
ついでに、シルクバティックの素材であるシルクのクオリティーは、もちろん織り目の詰まった細かいものが高価ではあるが、目安としてはガルット産手織シルクの地模様入りが質がよいとされ、高く、次にスラウェシ産手織シルクの地模様入り、あとは手織かそうでないかの違いで、ガルット産シルク、スラウェシ産シルクと続き、最後に中国産シルクという順になる。
最近ではタイ産シルクなども輸入されているとのこと、インドネシア在住のたびうさぎ顧問格の女性染織家が教えてくれた。
T工房はM工房と肩を並べる工房で、シルクバティックにいいものがたくさんある。
前述のスラウェシ産手織シルク地模様入などの素材を使い、磁器の絵柄に使われる花唐草に似たモチーフで、見ただけでシルクの手触りが伝わってきそうな繊細なバティックをつくる。シルク好きには必見の工房か。
さらに、隠し玉がひとつある。日本人の女性が実質的なオーナー兼デザイナーの工房。まだはじめたばかりで、ランチョンマットとかクッションカバーとかの実用的な小物が中心だが、いいテイストがあり、今後期待できる。
ここの特徴は、草木染にチャレンジしているところで、ムンクドゥの木(インドネシアの茜・ヤエヤマアオキ)からとった赤系染料などは染まりにくく、染めムラも出るため、今は化学染料とのコンビネーションで染めているそうだ。作品は、ジャカルタのバティックショップにおいてあるが、たびうさぎでも扱う。
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