バティックを買いに行く (1) チレボン篇

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1. ジャワ島の北岸を列車で走っていると

 

ジャワ島の北岸を列車で走っていると、見えてくる景色は、日本の田舎とそんなに違わない。いわゆる田園風景そのものだ。が、気が付くと、大勢の人々が腰をかがめて田植えをしている隣の田んぼでは、収穫間近の稲が実っていたりする。 
やはり年中暑い国、地元の人に聞くと、季節は二つしかないという。雨季と乾期。10月ぐらいから4月まで雨季。5月から9月までは乾期。そういえば以前ラングーンで聞いたら、ミャンマーでは冬がなくて季節は三つ、Three Seasons Hotel などという名のホテルさえある。Four  Seasons Hotelは有名。インドネシアにはTwo Seasons Hotelがあるんだろうか。

チレボンエクスプレスに乗って、首都ジャカルタはガンビル駅を朝発つと、東へ3時間ほどで目指すバティックの町チレボンに着く。
 インドネシア国鉄は意外と正確だ。思いきってファーストクラス、でも料金は30,000ルピア、400円くらいのものだ。
 チレボンは、中国などとの交易で栄えた港町、外に開かれた町だ。町を歩いていると、南の太陽の光のなかで、心まで開かれていくような気がする。悪くない。

駅を出て5分も歩けば、いつもの宿ホテルプリマ。ベルボーイがようこそミスターKなどと覚えていてくれるのでくすぐったい感じがするが、リッツとかオリエンタルとかであるわけもなく、まあおれのレベルはこんなものかと納得する。
 料金は一泊朝食付き400,000ルピア、約5,000円のところ、オフシーズンなら黙っていても半額、定宿ということで、オンシーズンでも半額にしてもらう。
 ちなみにオフシーズンなら、ジャカルタも含めインドネシアのホテルはかなりディスカウントしてくれるので、お金をセーブしようと思えば、直接ホテルで交渉を。ただしバリは別。プリマは3つ星、チレボンには、PURISANTIKAという1クラス上のホテルもあり、これもかなりディスカウントが期待できる。もっと安くあげたければロスメン500円というのもある。