カトゥラさんのへんなやつ

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バティックのモチーフは数多くある。

北岸系では花束模様が代表的なもの。

買出しで工房を訪ねて、次々と床に広げられるバティックを見つつ、またつまんねえ花束模様かよなどとつぶやいていると、突如へんなやつが現れ、バティック世界へぐぐっと引き込まれてしまう。


写真1(1-1全体像・1-2モチーフアップ)、写真2(2-1・2-2)、写真3、写真4、写真5は、チレボンはトゥルスミ在、へんなやつを描かせたらこの人の右に出るものはいないカトゥラさんの手になるもの。

もちろん、これらのモチーフが全てカトゥラさんのオリジナルというわけではなく、かって作られていたもののリメークが多いものの、彼の遊び心がうかがえる。


カトゥラさんはバティックのモチーフについてこう語っている。

「バティックの文様は時代や流行とともに変化し、発展していくものです。たとえば、オランダ統治時代にコンペニーといわれる一連のバティックが現れたように。時代の息吹や、注文主やデザイナーの遊び心がバティックに多様性を与えている。私もいろいろな新しい文様を作り出したい。ただし、チレボンバティックの伝統を踏まえた上で。」

楽しいモチーフを生み出している原点がここにある。


じゃあ、カトゥラさんのバティックがへんなやつだけかというと、そんなことはない。

写真6、7、8はサロンのクパラ(ボーダー)部分。

北岸系バティックの伝統を受け継ぎ、繊細かつ華麗な世界を展開している。

さらに、写真9(9-1全体像・9-2モチーフアップ)を見ていただくと彼の実力が見えてくる。

いろんな工房をまわっても、このレベルのバティックを目にすることはそんなに多くない。

カトゥラさんの生み出すバティックは、へんなやつあり見事なボーダーありと、多様性に富んでいるのだ。


が、いいものばかりでもない。

まあ販売価格との兼ね合いもあるのだろうが、安くしかし雑なものも多く、がっかりさせられることもある。

工房兼ショールームを訪ねると、狭い店内は奥さん娘さんごちゃごちゃで、カトゥラさんは存在感が薄い。

ロウ描きの最終段階の布が無造作に広げられていることなどもあり、けっこういいので、これは何だと訪ねると注文品だという。

おなじものを作れるかと聞くと、これでよければ明日滞在先のホテルまで届けるということになる。

横流しじゃねえかと思うが、翌日届けられたバティックはすばらしく、ありがたくいただくことにする。

ただし、注文以外のものも2.3枚くっついてきて、結局全部買うことにはなるが。


まあ、こんなことも含めてカトゥラさん。これからもつきあっていくことになる。


最後に、たびうさぎ手持ちのカトゥラバティックを買ってくれた、市原市在住カトゥラ命の女性のメッセージを紹介します。


「カトゥちゃんのイっちゃってるタイプのバティックが大好き。怪魚とか唐獅子牡丹とか黒人シンデレラとか。どうしたらこんな変な絵を思いつくんだろう、というデザインがカトゥちゃんの魅力です。次回おあいすることがありましたら、スキスキとお伝え下さい」

というものです。

カトゥラさんの作品は、注文した覚えがないのに注文品だというので、まあいいか主義で引き取ったものもあり、カイン、サロンあわせて20枚くらいはあります。

ぜひ見に来てください。

なお、1月末までにカトゥラバティックをお買い上げの場合、表示価格の20%OFFとさせていただきます。

↑●写真1-1
↑●写真1-2
↑●写真2-1
↑●写真2-2
↑●写真3
↑●写真4
↑●写真5
↑●写真6
↑●写真7
↑●写真8
↑●写真9-1
↑●写真9-2

 

●写真のバティック●

写真 品番 品名 価格 備考
0507KA5-1 カインパンジャン(100×240p) ¥36,000
0509KA1 スレンダン(105×260p) ¥36,000 中国吉祥布
参考品 カインパンジャン
0305KA3-2 スレンダン(51×216p) ¥15,000
0509PA1  タペストリー(140× 88p) ¥18,000
0507KA8 サロン(100×215p) ¥43,500 バダンは変な動物
0412KA3 サロン(100×210p) ¥43,500
0412KA1 サロン(100×240p) ¥43,500
0402KA3 カインパンジャン(100×248p) ¥46,500 色違い(赤)あり

 

 

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